本の感想『最後はなぜかうまくいくイタリア人』

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年末の日経ウーマンのミーティング時にいただいた書籍『最後はなぜかうまくいくイタリア人』についての感想。

20代の頃、雑誌に載ってたイタリアに憧れ、イタリア語を1年間習ったこともあります。大好きなイタリアのことが知れるこの本をワクワクしながら手に取りました。

イタリアという単語だけでニヤニヤしてしまう。
どの章のエピソードも「あぁ~イタリアン!」と思う。ほんと大好き。
その中でも好きなエピソードを3つ選ぶとしたら…

「いつでも仕事しいつでもサボる」
イタリア人が時間にルーズ。他人が同じようにルーズなことに寛容。
これ理屈じゃないんでしょうね。感覚的に時間がずれることは問題ない、そういうことは予測済み。
細かいことにこだわらない人が多いのは平和でいい!

「有意義な一日は、脱線により生まれる」
いろんなことが一度に出来ない。目の前のことに100%。もちろん他に目を奪われるとそちらに100%!脱線があるから予想外の楽しいことに出会える。

「好き嫌い、美しいか醜いかで物事を判断する」
判断基準が好き嫌い。ましてや美しいかどうかが基準というところが好き。
損得だけで決める人生って味気ないと思う。

作者の方はワイナリーとの仕事で、さんざん痛い目に合ってるけど、なぜか憎めないイタリア人だな~って思ってこの本を書かれたのが見えるようで楽しく読みました。